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声明・決議

悪化する中東情勢と国際法に関する緊急会議
―パリ、2006年8月26日〜27日―


宣言と行動計画


 悪化する中東情勢と国際法に関する緊急国際会議が、2006年8月26日から27日、パリで開催された。会議はアラブ法律家連盟(ALU)の協力のもとに国際民主法律家協会(IADL)によって召集され、多くの弁護士会、法律家団体、人権団体を代表して、4大陸、16カ国から60名をこえる弁護士、法律家が参加した。
 会議は、イスラエル軍とその連合国によるガザとレバノン領土に対する攻撃が、1907年のハーグ陸戦条約、1949年のジュネーブ条約と第一追加議定書および国連憲章、1948年のジェノサイド条約、ローマ付属文書に明記されている国際法と国際人道法の犯すことのできない原則を重大に侵害しているという見解を、満場一致で採択した。

 会議は、イスラエルによるレバノン領土とガザに対する攻撃と占領、さらに引き続くガザと西岸地域の占領で明らかになっているところの、イスラエルによる国際法違反と人道に対する罪を全面的に非難した。

 会議は、これらの違反をとりあげ、平和に生きる人々の権利に対する我々の責任を果たすために、以下のとおり、可能なところであらゆる必要な行動をとることを決議した。

1. この地域における包括的な和平の追求
2. 違反責任者の訴追
3. 普遍的裁判権の行使に基づく主張
4. イスラエルに対して損害賠償を要求する
5. 犯罪を幇助した者、教唆した者の責任を追及する
6. イスラエルが法に従うよう圧力をかけるキャンペーンを広げよう
 
 
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